ワット・マハタート
     ムアンスコータイ郡

 スコータイ都城の中心部に王朝の創始者シーイントラティット王により13世紀半ばに建立された王室寺院で、14世紀半にリタイ王により拡張された。
 
 9基の塔からなる中央塔堂には、スリランカよりもたらされた仏舎利が祀られた。
 中央に聳える塔はスコータイ独自の蓮華の蕾型をしており、四隅の塔はシュリーヴィジャヤ様式の影響を受けたもので、四方の塔はクメール式の影響を強く受けたものである。
 

 さらに境内には多くの各種様式の仏塔が建立されている。
 

(2002年)
      
(2002年)                中央の塔 (1992年)     (1989年)
          
  四隅の塔 (1989年)
          
  四面の塔 (1989年)
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