ダルマラージカストゥーパ
タキシラ       


 アショーカ王が建立した八万四千塔の1つとされる。
 現在のストゥーパは粗石積みで前1世紀に再建されたものである。円形基壇で、径48m、残存する高さは14mあり、伏鉢の核は16本の放射状に築かれた骨組みの壁がある。
 テラスと4つの階段は2世紀頃の改造、鼓胴部の列龕飾りは4、5世紀の細工である。
 内部は既に盗掘され、舎利はなかった。
 

(1990年)
            
                  
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