サルバン・ヴィハーラ 主塔
チッタゴン管区コミッラ県 モエナモティ       
 パーラ朝のもとで〜12世紀にかけて存続した僧院である。ヴィクラマシーラ僧院やソーマプラ僧院と似た構造だが、小室で構成された廻廊状の外周の一辺は約250mで規模は一回り小さい。中央の主塔は何度か改修され、北面が増築されたため、現在は南北に長い祠堂になっているが、初期は十字型の構造をしていたことが確認されている。
2009年
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