ソーマプラ僧院(ダルマパーラヴィハーラ) 主塔
ラジシャヒ管区ジョイプールハット県 パハルプル       
 ソーマプラ僧院はパーラ朝第2代ダルマパーラ王(在位770〜815年)によって創建されたといわれ、往時は「ダルマパーラヴィハーラ」とよばれたが、第3代デーヴァパーラ王(在位815〜54年)の建立という説が有力である。。中心の大塔を、177の小室が廻廊状に囲み、一辺約300m四方の区画をつくる。大塔の基壇平面十字型であるが、正面にあたる北側に階段を有し、南北110m、東西90mの規模である。複雑な屈曲をもつ二重の基壇の上に、正方形の塔身の本体部分が載る三段構成で、現存の高さは21mほどである。塔身に接して四方にはそれぞれ突出した祠堂が配される。
2009年
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